薬局にある薬で顔汗対策可能?!

顔汗の薬というと、ネット上の通信販売を利用し、お試し買いや、顔汗専門の某大手通販サイトなどといった、限定でしか買えない商品が多いです。

顔汗を止める薬として、ミョウバン水という汗の匂いをある程度抑えられる液体があります。

ミョウバン水は、食品添加物として食品に使われることが多く、例えば、茄子の漬物を作る際に色をよくする為やあく抜きに使ったり、お菓子を作る時に欠かさないベーキングパウダーにも含まれています。

また、ミョウバン自体に殺菌作用、制汗作用が働くので、この効能性が消臭、制汗、美容に効果があるといわれているのです。

メカニズムに関しては分かっていませんが、ミョウバンには収れん性があって、肌を引き締めてくれます。

そして、ミョウバンの汗を抑える効果や、汗の臭いを消してくれるメリットもあり、スーパーや薬局では約60g~70gで100円というお手軽な価格で販売されています。

ミョウバン水はどうやって使うの?

ミョウバン水を薄め、汗が気になる部分に塗るだけいいんです。

ミョウバン水は食品添加物で、口に入れても大丈夫な成分ですので、顔に塗っても問題ありません。

場合によっては、ミョウバンが顔に合わないこともあるので、低い濃度から試して異常がなければ、自分に合う濃度で続けてみるといいですよ。

かつては、ミョウバンは前述しましたように、殺菌作用などがあることから、うがいや目の洗浄に使われていたこともありました。

現在は安全面が昔よりも重視されていますので、ミョウバン水がもし、目に入ってしまった時は、流水で洗い流しましょう。

スプレー容器に入れると使いやすく、出先での携帯もしやすいです。

その他にお風呂に入れて使う事も出来、ミョウバン温泉もあるぐらい体に優しいことが分かります。

顔汗だけでなく、ワキガや、加齢臭の臭い消し、アトピーなどを抱えた方にも、汗疹や湿疹効果に役立つので、敏感肌の人にも安心ではないでしょうか。

お風呂で使う場合は、約30~50㏄の原液をお風呂の中に入れる・・・たったこれだけなのです。

薬局でミョウバン水を買った際は、是非、お試しくださいね。

そもそも顔汗ってなに?

顔汗は、多汗症の一種で、緊張する場面に遭遇したり、そうでなくても日常的に暑い時期でないのにも関わらず、顔から出る汗が止まらないといった顔にだけ汗が多く発生してしまう状態をいいます。

私は顔汗で悩んだことはありませんが、友人の何人かが、顔汗で悩んでいて、職場の対人関係ならまだしも、友人である私や、家族と話している時でさえも、顔の汗が止まらないといった当事者にしか分からない切なさを抱えています。

薬局で買える顔汗用のおすすめ商品

じゃあ、通販でしか顔汗を止める薬はないの?!と思ってしまった顔汗に悩むそこのあなた、安心してください。

日邦薬品から販売されている某制汗剤が、顔汗に効果的だそうで、全国のドラッグストアに置かれているのですが、特に夏場は売り切れ続出らしいです。

成分として含まれているのは、皮膚科でも使われることが多い塩化アルミニウムを主成分とし、あとはグリセリンと水です。

制汗作用と臭い対策としても有効であるらしく、脇に主に使われることが多いそうですが、頭部や粘膜以外ならフリーで使えると使用者の体験談で話題になっていました。

また、この他にも、フェノールスルホン酸亜鉛が含まれた制汗剤を使うと、汗が流れ出る汗腺を防いでくれる物理的効果があり、確実に効果が期待されている制汗剤もあるそうです。

顔汗制汗剤ってどうやって選べばいい?

どんなタイプが顔汗に効きそう?

制汗剤を飼う前に、制汗作用のある成分や、肌に優しいかどうか、即効性と持続性があるか、コストに無理がないかも調べてから購入するといいでしょう。

制汗剤ではありませんが、胸の上を縛ることが出来る帯があります。

サイズもXSからX3Lまで豊富なので、様々な体型の女性の体を考慮した優しい商品です。

この他にも制汗剤の種類によっては、スプレータイプ、クリームタイプ、ジェル、スティック、ロールオンタイプとバリエーションに富んでいますが、中でも薬局で探しやすいのがクリームタイプです。

保湿クリームと同じ要領で決められた量を顔に塗布するのですが、メイクの下地として使うことが出来、メイク直しの必要性もなくなるので、朝の忙しい通勤・通学時間の時にはぴったりのマストアイテムになりそうですね。

女性にとってもう一つ、嬉しいのは、使用後の副作用がなく、必要以上に肌の水分や油分を奪わないので、乾燥肌でも安心して使えますよ。

どこでもサッと塗れるロールオンタイプなので、キャップを取って肌に塗るだけで手軽に使えるメリットがあります。

制汗作用が働く、塩化アルミニウム配合で、低濃度の為に刺激が少ないことから、顔だけでなく脇にも使えます。

また、焼ミョウバンを含んだ薬だと、汗腺や血管を収縮させて汗を出にくくする成分が働くことによって、臭いの元も抑えられる高い効能性が得られるそうです。

ペーパー洗顔シートも薬局だけでなく、コンビニで気軽に買えるのでそちらもおすすめですね。

しかしながら、調べてみた結果、顔面多汗症はあがり症のようなメンタル的な理由から顔にだけ汗が一点集中してしまう・・・といった結果が出てきました。

顔汗ってメンタルヘルスの問題なの?

顔汗が日常的でへこむ!病院で相談したほうがいい?!

顔汗自体は精神疾患ではありません。

しかし、メンタルヘルスの問題が一概に関係しているようです。

女性特有のホルモンバランスの乱れや日頃の運動不足、更年期障害といったメンタルに関係しない理由から顔汗になることも勿論あるのですが、心の状態と関連していることもあながち間違いでないようだとわかりました。

1、発汗状態が6か月以上続き、特に顔に集中していること

2、赤面症が元々ある人は注意が必要!場合によっては顔面多汗症を引き起こすかもしれない

3、職場・学校など人と接する場にいるだけで顔から汗が止まらない

4、家族や親せきに多汗症体質の人がいる

5、就寝中は何故か汗をかかない

顔汗については美容の問題で、心の問題と別格だと思っていましたが、私の周りの友達の様子を見ているかぎりでは、顔汗の状態によっては、薬局へ行く前に、心療内科を受診することをおすすめします。

そして、顔汗で心療内科を受診した場合、精神安定剤の服用で、緊張や不安を取り除き、汗の量を減らせる効果がありますよ。

”精神科?!病んでると思われたくない”、”心療内科受診したなんて、身近な人に言いにくいな”って思うかたもいらっしゃるかと思います。

しかし、放っておいて長引くと、顔の汗を気にするあまりに他人からの視線が耐えられなくなったり、電車に乗る、買い物へ出かける、仕事へ行く、親しい人と会う、家族旅行へ行く・・・などといった、これまで出来ていたことすら出来なくなってしまうことも・・・ありえないじゃないんですよ。

私の知人も、顔面多汗症と気付かずに今まで顔の汗が人よりもひどいとしか思っていなかったのですが、朝、通勤しようとしていつものように電車に乗ろうとしたら、顔から噴き出る汗で電車に乗れず、ホームで怖気づいてしまった経験がありました。

彼女は、心療内科を受診し、顔面多汗症と診断を受けてからは、今までの緊張が自分の顔汗が酷い原因だと知り、今では顔汗と上手に付き合いながら社会生活を送っています。

顔汗だからといって、心療内科へ行くことは決して自分自身にとって全てがマイナスではなく、自分の悩みの種が解決する少しでもプラスな行動の一つと思ってくださいね。

まとめ:自分の顔汗とうまく付き合う

顔汗の状態は人によって様々です。

自分の顔汗が日常的に止まらず、電車に乗るのを躊躇ってしまう、外出や人と会うこと、会社や学校などちょっと足を踏み出すのが心配になってしまったら、心療内科などの医療機関へ。

そうでなければ、自分に合った顔汗の薬を薬剤師さんに相談しながら探すことをおすすめします。

今まで当たり前だと思ってしてきたことが出来なくなることが、顔汗よりも一番怖いことだと私は思うのです。

薬局で売っているミョウバン水を使ったり、クリーム、ロールオン、制汗剤として役割が期待される美容成分が含まれている商品を探しましょう。

自分に合ったお薬を見つけ、臨機応変に対応していけば、外出や出勤、通学による人の目線が恐いっていう気持ちが昨日よりもほんの一歩だけでも上向くでしょう。

前述したように、顔汗は精神疾患ではないのです。

人の目が第一に向く顔ですから、顔汗に悩む人独特の葛藤があるかと思いますが、顔汗のトラブルを抱えていても、あなたはあなたらしく生きていればそれでいいのです。