汗疱は、異汗性湿疹とか指湿疹とも言われています。
汗疱は繰り返しできることが多いので、出来たら早めに治したいですね。
汗疱にきく治し方や汗疱にきく市販薬をみてみましょう。

汗疱にみられる症状とは

汗疱は段階を早い段階で治ると、2~4週間ほどで治りますが、悪化していくと次のような症状や段階を経ていきます。

1.水泡ができる

最初はいくつか水ぶくれができます。出来やすい場所は、手指、足指、手の平や足の裏が多く、左と右が同じように水泡ができることが多く、人によっては顔にできる人もいます。春から秋にかけて汗疱ができていることが多いと言われています。

2.かゆみがでる

汗疱ができたばかりの時期にはかゆみがでることが特徴です。
かゆみの強さには個人差があり、あまり感じない人もいますが、強いかゆみがあるため、寝ているうちにかきむしり、朝には出血していたという人もいます。

3.水泡が破れると角質がはがれる

水泡が破れると輪のように角質がめくれて乾燥した状態になります。
普通は悪化しなければこの状態から自然に治ります。
ただ、汗疱の部分をかくと悪化して出血することもあります。

4.悪化すると汗疱性湿疹になる

悪化すると多数の汗疱性湿疹になります。
広がるので、日常生活に支障が出ることもあります。
高温多湿になると汗疱が悪化しやすくなります。

汗疱の治し方~原因となるものを除去

汗疱の原因となる物には、汗に含まれているアレルゲンがあり肌に影響を与えて悪化する皮膚アレルギーの1つではないかという説がありますが、はっきりした原因はわかっていません。
原因となるものには、汗、金属アレルギー、化学物質アレルギー、タバコ、ビオチン欠乏症、ストレス、自律神経失調症などです。

金属アレルギーや化学物質アレルギーのアレルゲンを除去する

パッチテストをすると、アレルギーがあるかどうかわかります。
金属アレルギーの人は歯のかぶせものにニッケル、クロム、コパルトなどを使っている場合は、金属が溶けて体に入るので、それを金属でないものに入れ替えます。

食べ物の中でニッケルが含まれているものは、香辛料、豆類、ナッツ類、チョコレート、ひじき、昆布、なめこ、ひらたけ、コーヒー、お茶、紅茶、ウーロン茶などです。
たくさんの食べ物に金属が含まれているので注意が必要です。タバコにも金属が含まれています。

金属が含まれている歯の材料や食べ物を避けることで、汗疱ができにくくなると期待できます。
化学物質アレルギーの人は、使用してる石鹸やシャンプー、ボディシャンプーなどが反応を起こす場合があります。

ストレスがある人や自律神経失調症の人はリラックスタイムを作る

また、ストレスがあると、自律神経が乱れて免疫力が低下します。
すると、肌を治す力が弱るので汗疱の原因となります。
自律神経失調症も自律神経が乱れ、免疫力も低下するため汗疱になる原因の一つです。
その場合は、カモミールティーやラベンダーティー、ジャスミンティーなどを飲んでリラックスタイムをつくりましょう。
寝る1時間ほど前にゆっくりと入浴することもリラックス効果があります。

ビオチン欠乏症にはビオチンを補充する

ビオチンは普通、腸内フローラで自然に作られるビタミンBの一種ですが、腸内フローラが免疫力の低下などで悪くなると、ビオチンが欠乏することがあります。
ビオチンは肌の新陳代謝を高めて肌をサポートする機能をしているので、欠乏すると汗疱が悪化します。

ビオチンとミヤリサン、ビタミンCを一緒に摂ることで、ビオチンを吸収しやすくなり、免疫力も高めます。

汗疱の治し方~対症療法

汗疱は原因がはっきりとわかっていません。
そのため、外用薬を塗るなどで、対症療法をするしか治せない場合もあります。
繰り返しできることが多いので、対症療法はすぐに効果があらわれます。

皮膚科で処方されたステロイド剤を塗る

汗疱の水泡が破れて悪化すると、角質が向けて脱皮したような状態になります。
皮膚科を受診すると、症状にあわせたステロイド剤が処方されます。
悪化した汗疱を早く直すためにはステロイド剤を塗ることが一番早くきれいにする方法です。

ただ、気をつけないとステロイド剤は、塗りすぎると効き目が弱まることや塗らないと効かないといった副作用もあるので、医師の処方を守ってくださいね。
ステロイド剤にも弱い薬剤からきつい薬剤まで色々な種類があります。

皮がめくれてくると、入浴後した後などに汗疱のできている部分を清潔にしてから尿素が含まれた軟膏を塗ります。

その症状によっては亜鉛化軟膏を処方されることもあります。
亜鉛化軟膏は、含まれている酸化亜鉛が傷口から出てくる液を吸収して傷口を乾燥させる働きがあります。
汗疱の水泡がつぶれると中から浸出液が出てくるので、それを乾燥させる効果があります。

ただ、その人によっては亜鉛化軟膏が良くない場合もあるので、これも医師に相談して処方された場合は使用するといいでしょう。

汗を抑える効果がある制汗剤

塩化アルミニウムの入った制汗剤は、肌の弱い人にはきつくて炎症が出ることがあります。
そのため、肌が弱い人にも使えて、顔に汗疱ができる人にも使える制汗剤の薬用サラフェプラスがおすすめです。
この制汗剤に含まれているフェノールスルホン酸亜鉛は汗に吸着するので、汗がでた後の肌がさらさらして汗を抑えます。

肌の保湿成分のナノセラミドやビタミンC誘導体などの美容成分もたっぷりと含まれているので、汗疱の出来やすい部分に塗って、汗を抑えることで汗疱ができにくくなります。
汗を吸着するので汗の中に含まれるアレルゲンにも反応しにくくなるのです。

サラフェプラスは、厳しい検査の下に効果が認められた医薬部外品なので安心です。
副作用に疑いのある成分も含まれず、刺激がある鉱物油などの添加物が含まれていないので肌が弱い人にもおすすめです。

汗疱の治し方~いいとされている市販薬

汗疱にいいとされている市販薬はコーフルがります。
他にも尿素配合のクリームで乾燥から保護することも汗疱にいいとされています。

皮膚が化膿した汗疱にはコーフル

汗疱にきくとされている市販薬はコーフルです。
コーフルの効能や効果には、汗疱、湿疹、やけど、きりきず、潰瘍、床ずれ、皮膚のただれなどと書かれています。
コーフルには殺菌力の強いアクリノールが入っているので、患部を殺菌し、ビタミンAとビタミンD2が新しい皮膚組織の再生を促します。
酸化亜鉛がかゆみも抑えて、乾燥させるとあります。

悪化するのを予防するために尿素配合のクリームで保湿

肌が乾燥していると紫外線などの刺激をまともに受けて肌に悪影響を与えます。
尿素配合のクリームや馬油、シアバターなどを塗って肌を保護しましょう。
汗疱治療には尿素配合の外用薬も使われています。
手に汗疱ができる人で水仕事が多い人は、クリームを塗って、その上に綿手袋とゴム手袋をすると、蒸れずに効果があったという声もありました。

かゆみ止めの市販薬

かゆみがきつくて寝られないほどの時はかゆみをとめる市販薬があります。
オイラックスなどのかゆみ止め軟膏を購入するときは、薬局の薬剤師にお尋ねください。

市販薬を購入するときは、薬剤師と相談のうえ購入をおすすめします。
その人の症状によっては効果が無かったり、副作用がでることもあります。

汗疱の治し方~かゆい時は冷やす

汗疱だけに限らず、湿疹などができた時にかきむしると悪化することがありますね。
皮膚はかくことによって炎症をさらに引き起こし、ますますかゆくなります。
汗疱の水泡が破れてかゆみがなく、そのうちに治ってしまう場合もありますが、皮をはがしたり、かくことで悪化する場合もあります。

かゆい時は、保冷剤や冷たいペットボトルで冷やすとかゆみが抑えられます。
かゆくてたまらない時は、一時的にかゆみを抑えられる方法です。

最後に

汗疱の治し方には原因となるものを取り除いて改善する方法と対症療法があります。
原因となるものには、汗や金属・化学物質アレルギー、ストレス、自律神経失調症、たばこ、ビオチン欠乏症などがあるので、それらの原因を取り除くことで繰り返しできる汗疱を改善する治し方です。
もう一つは直接汗疱ができる部分に、制汗剤やステロイド剤や尿素配合の外用薬などを塗ることで改善する治し方です。
市販薬にはコーフルがあり、保湿として尿素配合クリーム、かゆみ止めとしてオイラックスなどがあります。
市販薬は薬剤師に相談の上での購入をおすすめします。