汗疱とストレスは関係あるの?

結論から申し上げますと、汗疱が発生する原因として、ストレスも関係があります。

ストレスは自律神経の乱れを引き起こします。

自律神経が乱れると、免疫力が低下し、汗疱の悪化にも繋がります。

睡眠をとり、バランスの良い食事をするなど、基本的な生活習慣を無理せず、出来る範囲で、いつもと少し違うことをしてみるといいですよ。

痒くないのに掻きむしりたくなることや、水疱が余計に出てしまうことってありませんか?

また、皮膚を掻くことで爽快感を一時的に感じ、ストレスが発散される事もあります。

そこで、ストレスで汗疱の状態が悪化しないために、いくつかの方法をお伝えしましょう。

 

汗疱による水疱を増やしたくない!ストレス軽減対策

汗疱発覚したらまずは病院へ

手に水虫みたいな透明なブツブツが・・・しかも痒さが止まらない!これってなに?ソワソワしたり、汗疱による手足の皮がめくれてることで、見た目にへこんでしまう人も多いのではないでしょうか。

また、粒になった水疱を潰すことも逆効果で、余計、症状を進行させるばかりではなく、四六時中、その痒みに悩まされる原因になります。

あれ?おかしいな?と感じたら、症状がまだ初期のうちに、皮膚科か、汗疱を扱っている専門の医療機関に問い合わせをして診察を受けて下さい。

元々、皮膚のアレルギーがある方も、ただの皮膚炎などと侮って、ひどくなってから病院に行くと、予防できたはずの症状が進行してしまう事もあります。

 

症状に合わせて処方・市販されている薬を使う

汗疱の薬も多種多様です。

病院で処方されている薬も、症状にもよりますが、ステロイドを用いている場合は、ステロイドが招くかもしれない副作用を防ぐために、配合成分をよく医師と確認しましょう。

また、ステロイドには、一番強すぎるぐらい効き目があるストロンゲストやベリーストロング、子どもや高齢者にも向いているといわれている、弱い成分のウィークやミディアムなどの5段階のレベルについて知識を持っておくと汗疱の治療にメリットですし、対策法を知らず、症状が悪化してストレスが増える悪循環を対策できますよ。

 

汗疱は通気性が大事!包帯やガーゼはこまめに取り換える

手足の皮膚に症状があらわれることが特徴な汗疱は、包帯やガーゼで面倒くさくてもマメなケアが治療に役立ちます。

汗疱の包帯は粘着性の強い商品がおすすめですよ。

とある汗疱の当事者によれば、病院でもらう包帯は大抵、ニチバンというメーカーのものが多いそうですが、同じ物を大量に市販やネット通販でストックしておくといいかもしれません。

他のメーカーの粘着包帯は商品によっては剥がれやすかったりしますが、ニチバンはとても使い勝手がいいと、汗疱を抱える人達からも一押しだそうです。

因みに、大手通販サイトのアマゾンでは、コストパフォーマンスが良いそうですよ。

粘着包帯を綺麗に手に貼るコツは、幅2㎝間隔で、深さ1センチの切り込みを入れてから貼ってみましょう。

汗疱が悪化して掻きむしってしまうと、水疱が破れて浸出液が発生した傷口は化膿を生むこともあります。

さらに、この状態を放置すると、傷口が乾燥して、今までより痒みが生じることも・・・そんなことにならない為にも、汗疱の人は正しい包帯ケアを身に付けましょう。

1、ガーゼは大きめのサイズに切る

2、包帯に切れ込みを入れる

3、傷口に軟膏や医師から処方されている薬を塗布し、ガーゼで保護

4、包帯を巻く

前述したように、ガーゼは傷口のサイズより一回り大きめに切りるのがコツです。

これには理由があり、勿体ないと思って傷口にぴったり合わせて切ってしまうと、浸出液がガーゼの端っこからしみてきます。

汗疱で指先に包帯を巻く場合は、包帯に約1センチの間で深さ1センチの切り込みを入れると、上手く巻けますよ。

これを知識として身につけておけば、指先の隙間からガーゼが取れることはなくなります。

 

ストレス軽減!その他のおすすめケア商品は?

汗疱には根本的な治療法がありません。

手の平や指の横河、指の腹に水疱が出来、それが痒みを発生させます。

掻きむしってしまい、血が出る事もありますし、病院では内服薬を処方してくれるなど対応してくれますが、治ったと思ったらまた症状を繰り返してしまう長い付き合いが付き物の皮膚炎なんです。

季節によって、春と夏に症状が表れ、長引き・・・秋や冬に落ち着くケースもあります。

汗疱の皮膚ケアの手段として、亜鉛軟膏もガーゼに塗って患部に当てると、症状が落ち着く効果が期待されますが、傷口をケアすることによく使われる、マキロンもまたおすすめです。

え?!マキロンって痛いし傷口に染みるから大人でもちょっと抵抗あるかも・・・と思っている方、いると思います。

爪で患部を掻きむしってしまったあとに、マキロンで消毒することで、爪に沢山いる菌をケア出来ますので、多少の痛みは生薬ともいえるでしょう。

 

100均一メイクボックスで”マイ汗疱セット”を準備

汗疱になったら、いつでも手当てが出来るように100均のメイクボックスなどで自分だけの汗疱対策セットを用意しておきましょう。

急な出張やプライベートな旅行の時も持っておくと便利ですよね。

さらに、普通の薬箱と汗疱用の薬箱は分けておくと使いやすいと思います。

チューブの軟膏入れをアクリルコップにまとめて整理すれば、処方された時に医者からもらった袋を使っていると袋の外からどれを使ったらいいか分からなくなることがなく、痒い!薬!薬!っていういざという時にすぐ手に取ります。

 

切れ味の良いチタン製の鋏で痒み軽減

包帯やガーゼを鋏で切る時、汗疱を抱えている方々は、鋏で生地を切る時に、手に力が加わることですら、痒みの原因になるそうです。

そこで、よく切れる鋏としておすすめなのが、鋏を使っている時のべたつき感がない加工がされた、チタンコートの鋏がおすすめですよ。

ファスナーが付いた透明のナイロンケースは、中身が見やすく、痒み止めの薬や、粘着包帯やガーゼの切れ端、お薬手帳、診察券など、病院に行く時も手軽に持っていける物を確認出来ます。

 

包帯はヘアゴムで巻いて整理し、出過ぎ防止に

私は大学生の時、足を捻挫したことがあったのですが、その時に、包帯を銀色の小さな金具で止めても、巻いている最中に留め具をその辺に置いて失くしてしまった事から、残った包帯を綺麗に整理するためにヘアゴムで止めていました。

包帯って止めるものがないとすぐにシュルシュルとほどけて出過ぎてしまいますよね。

ガーゼと包帯と軟膏などでケアした後、素早くまとめられるようにヘアゴムがあれば、男性でも持っておくといいかもしれませんね。

 

まとめ ストレスを増やさない為に小さな事に目を向けよう

1、汗疱は、ストレスと関係がある

2、日頃の日常生活を出来る範囲でいつもと変えてみる

3、汗疱かな?と感じたら症状が軽いうちに皮膚科や汗疱を取り扱っている病院へ行き、予防出来た事を逃さない

4、薬の成分やメーカーなどの不明点をうやむやにしない・薬の自己中断はおこなわない

5、マキロンが患部に染みるのは多少我慢!使う事でお肌を清潔に

6、自分の手当ての為の薬や包帯、鋏など一式をまとめて整理出来るケースを100均で用意

汗疱はけっして恥ずかしいことじゃありません。

確かに、手の平や足の様子から周囲の視線が自分に向けられる不安を感じることはあるでしょう。

しかし、何の病気か分からずに手や足の状態が悪くなっていったら、それだけで汗疱によるストレスも増して、心身ともにブルーになってしまうかも・・・。

そのことを予防し、日常的にすぐ気付けることから始めていれば、汗疱に時間をとられて、生きる気力を奪われない日常を過ごせるようになれるでしょう。