朝の情報番組に出演していた女性アナウンサーの脇汗が話題になったことがありました。
せっかくオシャレをしているのに、脇汗の汗染みがあったら台無しですよね?
そこで、今回は口コミで人気の汗取りインナーについて紹介していきます。
目次
汗には2種類ある?
実は、汗には「エクリン汗腺」からかく汗と「アポクリン汗腺」からかく汗の2種類があります。
普段は汗とひとくくりに考えてしまいがちですが、2つの汗の性質を知ることで対策も出来るようになります。
滝のようにかく汗
サラサラとして滝のように流れる汗は、エクリン汗腺という汗腺から出ていて、スポーツした後などに出る汗のことです。
普段からスポーツをしている人は汗をかくことに慣れているので、それほど汗は臭いません。
そして、サラサラと滝のように汗が流れます。
また、緊張した時にも滝のような汗をかくことがあり、自律神経の異常や交感神経の乱れなどが原因の場合もあります。
ベタベタする汗
ベタベタする汗をかく場合、「アポクリン汗腺」という汗腺が発達しています。
アポクリン汗腺が発達してしまって汗がベタベタする場合、「ちょっと脇が臭うかな?」とワキガを自覚しておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
親御さんもワキガだったり、耳垢が湿っているなど、ワキガのチェック項目に自分の症状を照らし合わせてみて、当たっている人はワキガの可能性が高いので覚えておきましょう。
ワキガのチェック項目に自分が当てはまってしまったからといって、悲観的になる必要はありません。
ワキガは「汗腺を鍛える」ことで、飛躍的に改善できる疾患なので安心してくださいね。
ワキガを改善する方法は、湯船に43度くらいの熱めのお湯をはり、15分ほど手と腕をつける、その後は人肌のお湯に15分ほど半身浴をするというように汗腺を刺激して鍛える方法があります。
湯船に30分ほど浸かりっぱなしが体制的にきつい場合は、湯船の中に小椅子を置いて座るなどなんらかの体制を整えることで、楽に脇を鍛えることができますよ。
脇汗とは?
脇汗は、「暑いから出る」という単純なものではありません。
緊張をしたり、不安になっても出てしまうもので、抑えようと思って簡単に抑えられるものではないのが厄介なところです。
脇汗対策のために、制汗剤などを使っている方も多いと思います。
しかし、大量の汗をかく場合は、制汗剤だけでは間に合わない現状があり、多くの女性が頭を悩ませています。
そんな悩みを解決してくれるのが、汗取りインナーです。
汗取りインナーの役割は、「汗を吸収してくれること」
汗取りインナーとは、汗を吸収する機能に優れたインナーのことです。
洋服の下に着ることで、汗染みが浮き出るのを防いでくれます。
特に、脇の下に専用のパットを付属させることで、脇汗に対応して大幅に汗染みを防いでくれます。
汗をよく吸収してくれる素材は、ナイロン、レーヨンやポリエステル、ポリウレタンなどの化学繊維です。
各メーカーから販売されている汗取りインナーの多くに化学繊維が使われています。
化学繊維は速乾性に優れる一方で、悪臭がしやすいというデメリットがあります。
そのため、特に汗をかきやすい脇の部分には、デオドラント効果の機能を持たせているタイプも多く存在しています。
反対に、よく汗を吸う素材として綿が挙げられます。
綿は汗を吸ってもあまり臭わないというメリットがありますが、吸水性はよくても乾きが悪いため生地が重く感じる、着心地が悪いというようなデメリットもあります。
脇汗が気になるという方は、それほど汗はかかない背中部分はナイロンなどの化学繊維を使っていて、脇部分には綿の使用率が多い汗取りインナーを選ぶというのもオススメです。
汗取りインナーの正しい使い方とは?
汗染みになると恥ずかしい脇の下は、しっかりとパットが密着し汗を吸って服に沁みないようにしたいですよね?
そのため、せっかくパットが付いていても、脇にフィットしていないと汗を上手く吸ってくれないので意味がありません。
汗取りインナーを着ているのに、脇からの汗がツーと流れるのを感じてヒヤッとした経験があるという方の多くは、「脇にパットが密着していない」ということがいえます。
これは、汗取りインナー自体の形状に問題があります。
キャミソールやタンクトップタイプの汗取りインナーは、腕部分のカバーがないので、どうしてもパットが浮いてしまいがちなんです。
徹底的に脇汗を抑えたい場合、キャミソールタイプやタンクトップタイプの汗取りインナーよりも、袖のあるタイプの方がオススメです。
また、特に汗の量が多いと感じている人は、大汗に対応している商品を選ぶのもコツです。
三層構造になっている物や、脇汗が体の前側に沁みやすいので、そのように形状を設計しているタイプなどがあります。
汗取りインナーは、自身の汗の量や汗のかきやすい場所、正しい使い方を知ることで機能を十分に生かすことができます。
汗取りインナーのメリット、デメリットってある?
汗取りインナーは下着と合体しているので、使い捨ての汗取りパッドとは違ったメリットがありますが、合体しているからゆえのデメリットもあります。
例えば、普段は制汗剤などに頼っていても、「長時間席を空けられない」「制汗剤をつける余裕がない」「緊張などにより脇に大量の汗をかいてしまう」といった場合には、制汗剤や薄い汗とりパッドでは間に合いません。
汗取りインナーについているパッドは、大型で大量の汗を吸い取ってくれるというメリットがあります。
しかし、化学繊維を使っているので、長時間経つと悪臭がする可能性もあり、デメリットだといえます。
また、自然素材ではないため、着心地の問題や吸水性が悪いというデメリットもあります。
現在では日々商品研究がおこなわれており、デメリットを解消する対策は打たれていますので、デメリットは解消の方向へと向かっています。
人気の汗取りインナーを紹介!
それでは、人気の汗取りインナーと口コミを紹介していきましょう。
GU ドライヒンヤリタンクトップ(汗とりパッド付き)
ベーシックなタンクトップなので、さまざまなシーンで活躍します。
素材はレーヨン、ポリエステル、ポリウレタンが使われているので、いつもさらっとしている快適な着心地です。
着心地の快適さに加えて、吸水速乾+抗菌防臭機能に接触冷感機能が備えられています。
繊維の特性により、ひんやりとした涼しい肌触りを実感でき、汗とりパッド付きなのがポイント高いですね。
https://www.instagram.com/p/BjcgcjWBT1w/?hl=ja&tagged=汗取りインナー
ベルメゾン サラリスト 汗取りインナー
ベルメゾンから販売されている「サラリスト」シリーズの汗取りインナーは、商品展開が非常に豊富です。
キャミソールやタンクトップだけでなく、長袖や半そで、ショーツ等もあります。
上に着た洋服からはみ出しにくいように、広めのネックラインなど、オシャレを邪魔しないようにこだわっています。
汗を漏らさないよう、防水布入り汗取りパッドが使われているのも特徴です。
吸収した汗を表地に漏らさずに汗ジミを強力にブロックし、洋服を汗染みから守ってくれます。
また、汗取りパットの設計が前に広く大きくなっており、気になる前面の脇汗もしっかり吸収して解消してくれます。
素材はポリエステルとレーヨンに加えれ、独自の繊維も配合されています。
記事には速乾吸収性があり、消臭機能や接触冷感機能でひんやりとして爽やかな着心地です。
SALON by PEACHJOHN レーヨンコットンリブ半袖
オシャレ感度の高い女性に人気のピーチジョンからも脇パッド付きのコットンインナーが販売されています。
使える定番カラーがあるので、とても使いやすいです。
広めのラウンドネックにコンパクトな半袖、程良い露出が大人の色気を演出してくれます。
脇の内側にパッド付きなので、お気に入りの洋服を汗じみから守りながら快適に過ごせます。
身生地はとろみのあるレーヨンコットンリブで丸編みゆえサイドもごろつかず、ボディラインに気持ち良くフィットしてくれます。
先に紹介した2つの製品と違って、素材にレーヨンと綿が使われているところが特徴です。
また、襟ぐりや袖口にレースが使われているので、あえてレースを見せて重ね着も楽しめます。
引用:www.peachjohn.co.jp/pjitem/detail/?ITM=1019874&outlet=include
終わりに
今回は、脇汗と汗取りインナーについて解説し、オススメの汗取りインナーについてご紹介してきました。
脇の下の汗染みはオシャレに大きく影響するため、頭を悩ませている方も多いと思います。
今回ご紹介したことを参考に脇汗の悩みを少しでも解消し、オシャレを楽しんでくださいね。