顔汗は病院で対処してくれる?

顔汗は病院で対処してくれます。

皮膚科や顔汗に対応している専門のクリニック、心療内科を受診することをおすすめします。

病院によっては、多汗症の知識を深める講座も開講している所もありますよ。

個別で10分から15分程度の個別カウンセリングも含め、多汗症の治療方法や、ボトックス注射や施術、顔汗のメカニズムについても教えてくれます。

お値段は無料や有料と病院によって異なります。

顔汗自体は精神的な要因、生活習慣、塩分・糖分・脂質の多い食事やアルコールの過剰摂取など様々な視野から原因が見えてきますよ。

皮膚科でも顔汗を取り扱っていないこともあるので、病院を探す時には自分の顔汗の原因だなと感じることを思いつくままにノートやスマホのメモ帳に記してみましょう。

顔汗は人に知られたくないという思いや、顔汗を抱える自身にマイナスな葛藤を抱えていることもあるので、自分で原因や対策法を探求する行動力が、自分と向き合う時間を作ります。

顔汗を気にするあまり、余計に汗が出てしまう方は、自分の状態と思い当たる用語をネットで検索するか、病院で医師に思いのままを打ち明けてみることも方法の一つですよ。

人は誰かに愚痴を吐く行動やメンタル的な意味のカウンセリングもそうですが、言葉に発することで僅かでも普段の自分と違う刺激性が得られます。

顔汗による人と関わった時の苦い経験を引きずったり、引きずらないまでも、日常的に電車に乗る、通勤や通学をするといった、顔汗を抱えていない人にとっては”当たり前”だったり、人の意見によっては「甘え」だとも思われてしまうことが日々、”闘い”なのです。

SNSで原因探求と心の窓を解放!

私の周りの友達も人と接すること全般においてや、好きなことについて喋ると汗が大量に出ます。

人と関わらなくても顔から汗が出てしまうといった”厄介な”顔汗問題を抱えています。

現代はネット社会ですから、病院に行って相談する行動自体が、人と話すことや自分の話し方に抵抗があると感じてしまう方は、ツイッターなどのSNSを利用し、同じ心境を抱えている人と”共有”してみましょう。

顔の見えない相手であっても、原因が分からずに苦悩している共感や、汗の原因を知るための行動を模索することのつらさが軽減されます。

素性がばれないからこそのSNSはトラブルや賛否両論も誰でも気軽に出来ますが、思いのままを短文で吐き出し、人の目を見るなどといった対人緊張感を大いに緩和させてくれるストレスフリーなメリットがあります。

次に、私が何気なく口にした独自の顔汗対策が、”重度”な顔汗を抱える友達に意外な効果があった経験をお伝えします。

常に顔から汗が発生!身近な人でも話すと汗が止まらない友達

私にはよく会う同じ大学だった複数の女友達がいます。

彼女達の殆どが顔汗を知らず、自分が顔汗であることすら自覚していません。

家族や職場の人と話をするだけで汗が毎日落ち着かないそうです。

話している相手が、私でも初対面の人と話しているかと此方が思うほどの大量の汗。

彼女達の多くが他愛ない会話でも、ちょっとしたズレを感じたり、言葉一つに対し、意味を取り違えてパニック状態が発生し、余計汗が出るトラブルを抱えています。

これらは私の身近な人の症例であり、顔汗全てにこれが該当しませんので安心してくださいね。

言葉って呼吸と同じで一度吐いたら取り返しのつかない怖さがあると思います。

ですから、彼女達が傷つかないように、”それって顔汗かな?”などとは指摘しませんでした。

その言葉自体が顔汗って何?に始まり、不安感が余計襲ってきて友達の汗の量が増えそうだなと感じましたし、悪気なくても相手を言葉で傷つけているのに変わりはないからです。

”みんなが抱えていることをSNSで呟いたらどうかな?自分が汗っかきな原因がわかるし、共感してくれる人がネットでもいたら心がちょっと安心するかもよ。それで汗が前よりも落ち着いたらいいよね。”と言ってみました。

更に会話をすると、彼女達には、親やキョウダイでも自分の話し方などが気になり、交流を避けてしまう”という共通点があることを私に話してくれました。

私がさり気無く口にした言葉を友人達は時間のある時に実行したそうです。

会う度に汗の発生が少しずつ和らいでいるのが分かります。

そして、彼女達から以下の言葉が返ってきました。

”情報が沢山あって、病院行けとか病気だとかドキッともしたけど、周りよりも汗が顔にだけ多い事のほうが怖かった・・・原因が分かって生きてきた中で解放された感じ。”

”自分と同じ状況の人が多くて共感出来たし、私だけがこんな汗が辛いんじゃないのを実感、私、甘えてたかも”

”SNSで自分の顔汗を呟いたらクリームとかスプレーとか教えて貰えて視野が広がった”

”顔汗って病院は行くけどそんな深刻じゃないんだね、病院で診てもらえること自体有難いわ”

”人の顔見て話すよりもネットのほうが私達にはなじみ深い”

”SNSで吐き出すようにしてみたら、家族や職場の人と話してる時、前よりも落ち着けたり、汗の回数が減った”

ネットでも人と会話をして受ける刺激とまた別格の感覚や、新しい事を知る機会に繋がります。

何よりも、私の言葉で友人達の顔汗の症状が少しでも落ち着き、汗をコントロール出来るようになってきたことが私は嬉しいです。

顔汗に関する医師の対応は?

顔汗は病院ではどんな対応をされる?

塩化アルミニウムの外用薬など、症状に配慮した治療を適切におこなってくれます。

場合によってはボトックス注射を医師と相談して打ってもらう人、汗の流れ出を制御する手術を受ける治療と・・・選択肢は症状と医師の判断、患者の意志により異なります。

精神的なストレス軽減や、顔汗の原因を探って、どのような治療が適切か次の一歩へ踏み出せます。

顔汗は前述した私の友人たちの症例のように、非常にデリケートな問題です。

顔汗であることを外で人に知られたくない人の為に、個室の待合室も完備された心に配慮した病院もありますよ。

日常のストレスや過去の顔汗についてのトラウマなのか更年期なのか、食生活の乱れなのか、クライアントの動機によっても対処法は多種多様です。

私の友人のように、多汗症自体、あまり聞き慣れないので、知識がなかったり、多汗症を打ち明けたいけど、家族にすら軽蔑されるのではないかと予期不安を感じ、一人で悩みを抱えたままの人も実際に多いこともわかりました。

多汗症がなんなのか分からず、対人恐怖症や鬱病といった深刻な状態に心と体が変わってしまうこともあるそうです。

あくまで鬱とか対人恐怖とか本人の性格やモチベーションにもよります。

まとめ 自分の顔汗に適した病院と治療を

何科にかかればいいのかは、自分の顔汗の量、汗が出る時はどんな状況か、状態が少しでも落ち着く時があるのか・・・などなど自分の日頃の状態をよく思い出して、それに適応した病院を自分で探しましょう。

皮膚科や心療内科や、顔汗がなんなのか知識を深める講座が病院で開講されていることもあります。

顔汗の病院は何科にかかれば・・・のではなく、何科が今の自分の汗の状態と相性がいいのか見極めることを優先してくださいね。

持病やどんな小さなことでも精神的な悩みや持病も顔汗の原因を探る手助けに繋がりますよ。

汗の量や、汗が出ることでどれほど精神的に気になり、日常の生活に影響が出るのか、それとも、汗は出るけれど気にするレベルではないのかなどを調べるパッチテストや問診もおこなっています。

自分の本心をありのままに話し、顔汗に人生の時間を費やさない日常を取り戻しましょう。