汗疱になった・・・!手足がかゆくてたまらない!

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汗疱ってかゆい・・・とにかく痒くて、人にもよるけど、足にもできた場合、地面に足が触れるだけでも痛い!季節の変わり目に再発と落ち着きを繰り返す汗疱は、早く治したいものです。

汗疱には完治というのは残念ながらありません・・・しかし、汗疱は医師から処方された薬はもちろん、塩浴や塩を患部にすりこむ、軟膏などをつける、入浴して古い角質を落とすなど、視野を広げて症状を改善することができます。

でも、汗疱になった時、どんな薬が主に処方されるのか疑問ですよね・・・汗疱自体、あまりかかる機会がない皮膚炎だからです。

半透明な水疱が手の平や足、足裏、指にできて痒みを生じることが初期症状ですが、放置すると、日常生活に支障をきたす恐れもあるので、痒い感覚がおかしいと思ったら皮膚科に相談しましょう。

本日は汗疱経験者の情報を元に、汗疱になったらこんな薬が処方されるんだろうということを参考までに知って頂けたらいいかと思います。

 

汗疱経験者は語る!医師が処方する汗疱の薬

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皮膚科が主に行う汗疱の治療は今の炎症を抑えるだけの薬です。

強い薬を使い続けて治すのではなく、薬の効能を理解して正しく使い分ける事が大切ですよ。

 

1、ステロイド外用薬

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ステロイドは糖質コルチコイドと呼ばれる成分を科学的に合成した薬です。

糖質コルチコイドは体内にある副腎という臓器でつくられます。

その副腎の外側にある「皮質」でつくられるので、副腎質ホルモンといわれます。

副腎皮質ホルモンには炎症を抑える働きがあることから、それを外用薬に生かしたものがステロイド軟膏なのです。

炎症を抑える痒みには効きますが、痒み止めではないので、そこを理解したほうがいいかと思います。

ネットであちこち言われている副作用もあります。

主によく言われているのが、”ムーンフェイス”という顔などへの脂肪沈着や皮膚が薄くなること、糖尿病の悪化です。これらの症状は、ステロイド剤を長期間、点滴で投与した場合のみによって、稀に発生するかもしれない状態を意味しますので、処方された軟膏を患部に塗った程度では起こりませんので、安心してくださいね。

自己判断で使わず、医師や薬剤師に些細なことでも質問し、使うことをおすすめします。

特に、糖尿病を抱えている人は要注意です!皮膚科だけでなく、糖尿病を診てもらっている担当医とも、必ず薬について話し合ってください。

余談ですが、私の母も糖尿病の一型で、いつもと違う薬を使う時は配合されている成分や服用することでどのような状態になるか、服用後はどうなのか念入りに確認しています。

汗疱+糖尿病の悪循環を防止するためにも怠らないでください。

ステロイド薬の強さにより、5段階にランクが分けられていて一番弱い、ウィークから、最も強いストロンゲストまであります。

特に、肌がデリケートな子どもや高齢者が汗疱になったら、ウィークか、マイルドを使うといいでしょう。

 

2、ハイアラージン外用薬

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真菌の細胞膜構成成分の生合成を阻害し、抗菌作用を働かせます。

新菌感染症、汗疱や水虫。白癬、頑癬、小水疱性斑状白癬の治療に役立てています。

真菌はカビのことで、この働きがカンジタなどの他の感染症にも効果があるとされています。

汗疱のお薬は医師からの処方薬としてはステロイド成分が配合された薬を内服、或いは外用として出されることがあります。

 

3、マイザー軟膏

https://www.maiple-medical.com/

ステロイドと同じように、副腎皮質ホルモンの薬です。

ネリゾナやアンテベート軟膏と同じくらい高い効能性が期待されます。

ストロング剤のなかでは、ベリーストロングの領域に入ります。

 

4、ネリゾナ軟膏

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この薬を使うと、翌日には皮膚の状態が綺麗になり、数日で一旦、完治しますが、汗疱は季節性の皮膚炎なので、繰り返し再発することに注意を向けて使ってください。

根気良く使い続ければ、症状の具合によるかゆみなどの状態を緩和させ、日常生活に影響していた部分を徐々に元通りにしてくれると思います。

 

5、アンテベート軟膏

病院でよく使われることが多い薬です。

このお薬に関しては、汗疱の当事者さんから合う合わないの賛否両論がありますが、肌に馴染みやすいところが特徴です。

皮膚の様々な炎症や赤み、腫れを和らげてくれ、湿疹、乾癬などの治療で病院から処方されることがあります。

虫刺されや円形脱毛症にも役立ちますよ。

 

6、プロトピック軟膏

元々は筑波山麓に生えているかびから発見された成分で免疫抑制剤です。

薬の強さとしては、ステロイド外用剤のストロングからマイルドの中間で、最大の特徴としては、分子量が外用剤に比べて大きいことや、湿疹部分からは吸収されますが、正常な皮膚からはほぼ吸収されません。

ステロイド剤の弱点である毛細血管の拡張などが起こらないことがメリットです。

皮膚の炎症が強い場合は、他のステロイド剤と併用して使うことができ、症状が落ち着いてきた事にプロトピック軟膏を使うことがベストだそうです。

 

7、リンデロン

リンデロン塗り薬は4種類。

リンデロンDP、リンデロンV、リンデロンVG、リンデロンAになっていて、名称のアルファベットによって効果や効能に大きく違いがあるのが特徴です。

リンデロンDP

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ベタメタゾンジプロピアン酸エステルと呼ばれる合成副腎皮脂ホルモン剤になります。

ランクはベリーストロングになり、軟膏とクリームと、ゾルというタイプがあります。

湿疹、皮膚炎、乾癬などの治療に用いられます。

一般的には皮膚が弱い部分や顔には使用せず、手足や短観など皮膚の厚みがある部分に使用します。

 

リンデロンVG

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ベタメタゾン吉草酸エステルという合成副腎皮質ホルモンが使われていて、抗生物質が配合されていることから、細菌感染の可能性がある、また、その予期症状である湿疹や皮膚炎に使われることが多いです。

抗生物質の働きによる化膿を抑えることも出来るので、一石二鳥ではないでしょうか。

 

リンデロンA

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ベタメタゾン酸エステルナトリウムという合成副腎質ホルモンが使われていて、目や耳の治療にも使われるステロイドと、フラジオマイシン硫酸塩と世慣れる抗生物質が成分です。

作用の強さはランク分けされていませんが、顔に使えるステロイド剤であることから、ウィーク(弱い)分類の薬ではないかと考えられています。

点眼や点鼻用の薬にもなり、目や耳、鼻と汗疱の細菌予防や炎症の治癒に役立てられますよ。

 

まとめ 医師の診断と症状を考慮してお薬を服用

汗疱で病院から処方される薬は一概に”これが絶対効く!”なんて安心毛布はありません。

汗疱による皮膚の状態やいつから始まり、今どんなことが体に起きているのか、それによってどのくらいのストレスを抱えているのかも医師に聞いてもらいながら、用法と容量、タイミングをしっかり自分でコントロールして、汗疱の治療に専念してください。

汗疱の薬にはステロイドが多く成分として使われており、特に、副腎皮質ホルモンが含まれていることが多いこともわかりました。

最後に・・・、汗疱と顔汗の両方に役立つお助けアイテム、サラフェプラスもおすすめですよ。

汗疱の悩みだけでなく、症状を進行させることにも繋がってしまう汗を抑えるので、持っておくと利便性があるのではないでしょうか。