更年期になると、顔汗がひどいとかほってって体があついというホットフラッシュの症状がでることがあります。ホットフラッシュになって、顔から汗が噴き出すと、メイクが崩れ、汗のにおいが気になって人と会うことも億劫になってしまいますね。そんな悩みを解消できる方法を紹介します。

更年期に顔汗がひどい理由

更年期になると、顔汗がひどい状態になる場合があります。その人によっては滴り落ちるほどの汗が顔やわきから出てきます。なぜ、顔汗が出てくるのか、顔汗が出る訳を探ってみました。

女性ホルモンの減少による自律神経の乱れ

更年期になると、卵巣機能が低下するので女性ホルモンの一つであるエストロゲンが急激に減ってきます。女性ホルモンと自律神経は脳の視床下部で作られています。女性ホルモンが減少すると、自律神経にも影響を与え、自律神経にも影響を与えます。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、それらをうまく調節することで汗が沢山出たり、少なかったりするのです。交感神経は緊張したときや過敏に働いているときは汗の量がかなり増えて、副交感神経が働いているときは、リラックス状態にあるときで汗の量が調節されます。

普通、汗は暑いと感じると汗が出るように視床下部より指令がいき、体温が下がるように汗が出ます。しかし、更年期は暑くないのに汗がひどい状態になるのです。

更年期のホットフラッシュの症状

ホットフラッシュのときには、のぼせほてり、顔汗がダラダラとでる

突然ののぼせやほてり

ホットフラッシュとは急にのぼせた状態になったり、顔がほてって赤くなったりします。また、身体が急に熱くなったり、ドキドキと動悸がするということがあります。これは、更年期の症状として、女性の6割の人が経験するほどよく見られる症状です。急に熱くなったかと思ったら次は寒くなることが起きる人もいます。

顔は熱いのに、下半身は冷たいという冷えのぼせの状態になる人もあります。そのような更年期の状態は、日常生活にまで影響を及ぼします。

更年期は顔汗がダラダラとでる

のぼせやほてり以外に涼しいのに汗がダラダラ出る状態になることがあります。汗が止まらなくて、周りが暑いと感じていないのに、更年期の女性だけが暑い暑いと汗を流している状態です。これは昼だけでなく、夜もぐっしょりと寝汗をかいているという状態です。

また、そのようなしたたりおちる汗は、人と会うと緊張してでることもあります。そのため、人と会うことが嫌で閉じこもりがちになる場合もあります。

顔汗がひどい状況を抑えるには?

更年期の症状である顔汗がひどい状態を抑えるには、軽い運動やハーブティー、顔用制汗剤などで対処すると効果的です。

軽い運動をする

特に、デスクワークでクーラーをつけている人など、あまり汗をかかない生活をしている人は、汗腺が休眠状態にあり、比較的動きがある顔の汗腺から汗が出ることが多くなり顔ばかりから汗が出るようになります。

まず、ウォーキングや汗をかくような軽い運動をして、全身の汗腺が活発に動くようにしておくと、顔以外の汗腺から汗が出るので、顔からダラダラ出る汗は少なくなります。

ハーブティ―で体を温める

のぼせたり、ほてったりすることは、下半身が冷えて体の熱が上半身にあがるので、体を温める効果があるジンジャーやカモミールなどのハーブティーを飲むと冷えを予防します。カモミールは神経を沈めてリラックス効果もあるので、寝つきが悪い人にも効果があります。

大豆イソフラボンとポリフェノールで更年期症状の改善

更年期は急激に女性ホルモンが減少します。そのため、起きる更年期症状を和らげるために、更年期症状を同じ構造を持つ大豆イソフラボンが腸内で分解され体内へ吸収されます。腸内で分解されるのはアグリコン型イソフラボンで、腸内環境は人により吸収できる量にばらつきがあります。

大豆製品の中でもアグリコンが沢山含まれている食品は醤油やみそですが、塩分が多いので沢山は取りにくいですね。大豆製品にはほかに納豆や豆腐、豆乳などがありますが、吸収率は個人差があります。更年期障害にストレスがかかると活性酸素が発生します。

その活性酸素を抑える働きがあるのはポリフェノールです。老化や生活習慣病を防ぎ、血液をサラサラにしてむくみが改善されます。豆乳ココアはポリフェノールと大豆イソフラボンを両方摂ることができます。牛乳でココアを飲んでいる人は、豆乳にして毎日飲むといいでしょう。

エクオールサプリメント

腸内で吸収される大豆イソフラボンは、アグリゴン型イソフラボンです。
アグリゴン型イソフラボンには3種類あり、その中で胚芽由来のダイゼインは、腸内で分解されるとエクオールになります。
エクオールだけを食品から摂取することが難しいのでサプリメントで摂取すると吸収が早くなります。

顔用制汗剤

顔からダラダラでる汗を抑えるには、制汗剤が即効性があり、周りを気にしなくて済みます。
人と会うことが気になる人や汗でシミができて困る人は制汗剤で抑えると、汗の悩みが少なくなります。
運動で体の汗腺を活発にすると同時に、顔の汗腺の働きを抑えると、顔からダラダラ出る汗の悩みを解消できます。

病院で受診

うつなどの精神的な更年期の症状も出ている人は病院で受診して、正しい処方のもとに更年期障害を改善することがおすすめです。

おすすめの制汗剤クリームサラフェプラス

制汗剤は肌を引き締めることで汗腺をふさぐ作用があり、顔に塗ると引き締まった感じがします。
制汗剤は汗を抑えるので化粧くずれを防ぎます。おすすめの制汗剤クリ―ムサラフェスプラスを紹介します。
サラフェスプラスはわきや背中だけでなく顔など全身に使えます。

汗を抑える成分「フェノールスルホン酸亜鉛」配合

サラフェスプラスには、フェノールスルホン酸が含まれているので従来の制汗剤のように肌全体の膜を張るのではなく、出る汗に吸着することで汗を抑える仕組みです。
汗を抑えることで匂いやテカリも抑えます。

肌にうれしい13種の製肌成分配合

サラフェスプラスには、制汗作用だけでなく製肌成分として、ワレモコウエキス、お茶エキス、シャクヤクエキス、シメン5オール、ソメイヨシノ葉エキス、ボタンエキス、オウゴンエキス、アミノカプロン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ノイバラ果実エキス、タイムエキス、大豆種子エキスがぎゅっとつまっていて、保湿成分であるナノセラミドも配合されているので、スキンケアにもなる制汗剤です。

無添加処方だから安心

合成着色料、合成香料、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン、動物由来原料、紫外線吸収剤はいっさい無添加です。そのため、安心して使えます。

制汗と皮膚汗臭を抑える医薬部外品

サラフェスプラスは、医薬部外品とされている制汗剤と皮膚汗臭を防ぐ薬用化粧品です。

医薬部外品は法律に定められた化粧品と医薬品の中間の製品です。

メイクアップベースとしても利用できる

メイクをするときのベースとして使用することができ、塗った後は、汗が流れにくいのでメイク崩れの心配が少ないです。
メイクの上から塗ってもいいので、日中にも顔の汚れを落としてからサラフェスプラスを塗ってメイク直しをして汗を抑えます。

最後に

更年期は、顔が急にほてったり、カーっと熱くなったり、汗がひどい状態になるホットフラッシュという症状になる人が多いです。メイクがすぐに崩れてしまい困りますね。
更年期症状を改善するには、軽い運動やハーブティ、大豆イソフラボンやポリフェノール食品の摂取、エクオールサプリメントが効果があります。
外出するときは、サラフェスプラスが制汗剤&整肌剤なのでメイクアップベースとして使用できるのでおすすめです。