汗が止まらない・・・!これって自律神経の異変?!

汗がなんでか止まらない・・・自律神経が関係しているのかな?なんだか心がせわしくて落ち着かないなぁ、よく寝付けないなぁ・・・など心身のコントロールがいつもと違うと感じてしまうことはありませんか?

そこで、本日は汗と自律神経の関係について紹介します。

自律神経について

人が生きていく為に無意識のうちに心身の機能を調整してくれる神経です。

手足はあなた自身が脳の指令や、生きていることで動かしていますが、心臓は動かそうと意識しなくても自動的に毎日、動いていますよね。

これは、自律神経が心臓を動かしてくれるからなのです。

胃腸も食べ物を摂取すると、自動的に消化し、体に必要な栄養を吸収してくれますし、呼吸も寝ている間に自然に動作していますよね。

これらのことすべてが自律神経と関係しているんです。

自律神経には交感神経と副交感神経があって、その2つが交互して正常に機能することによって私達の心身の健康に繋がります。

ところが、副交感神経と交感神経に異変が起きている場合、女性ならば更年期や月経が始まる1~2週間前にホルモンバランスの乱れによって、自律神経も不安定になっていきます。

自律神経失調症のサイン

”ストレス社会”ともいわれている現代・・・。

特にメンタルヘルスにおいては、些細なことでも、ひと昔よりは微力ですが、理解が深まるようになっていっています。

しかしながら、まだまだ、”やる気がない”、”甘え”といった昔気質の価値観が抜けない故に、人の心の中の水がパンク状態となり、某企業の若くして亡くなった方のケースや、鬱やコミュニケーション障害などで会社を早期退職しつつも、新たな道に進む人もいます。

余談ですが、私の友人がまさにそうで、彼女達は、パニック障害や顔汗、虐待の後遺症を抱えながらも、元々考えていた方向を転換して生きています。

未だに、毎朝起床し、会社へ行くことが働いている人という認識が残りつつあります。

一方で、企業に正社員として所属していても、子育てなどの事情から在宅勤務の選択や、フリーランスで仕事をすることも、自律神経失調症や鬱病などの予防、自分の人生を生きる為の視野の一つとなっている時代です。

ですが、人はどうしても自律神経が日常の中で時に不安定となることはあります。

それは、人とのトラブルや個人的な悩みなどで、ホルモンバランスが”サイン”を促しているからなのです。

自律神経失調症ってなに?

全身に張り巡らされている自律神経をコントロールしている部分があります。

脳の間脳という場所にある視床下部で、視床下部は自律神経(交感神経と副交感神経)、ホルモン、免疫系などを介して内蔵の働きをコントロールしています。

この視床下部直ぐ上にあるのが、”情動脳”とも呼ばれている、大脳辺緑系です。

不安、恐怖、怒などの負の感情を本能的に察知する場所で、脳が不安やストレスを感じると大脳辺緑系を通じて視床下部に影響が生じます。

ストレスが慢性的に続き、視床下部に負担が掛かる事で、視床下部の働きが混乱し、その結果、副交感神経と交感神経がアンバランスになります。

暑くもないのに大汗をかく、動悸などが起きる自律神経失調症を発症します。

自律神経による汗を制御出来る方法

1、呼吸で間接的コントロール

自律神経の働きの中で呼吸だけは自分で調整可能です。

実は、呼吸をコントロールすることによって、汗を抑える方法があります。

方法は凄く簡単で、ただゆっくり呼吸すればいいだけ。

呼吸をゆっくりにすることで、それにつられて心臓の鼓動も遅くなり、血圧低下、筋肉の緩み、交感神経の緊張が解消されていくからです。

それによって、発汗の元となる、エクセリン汗腺の活動も穏やかになっていき、その結果、発汗を抑えられるようです。

汗の出が落ち着けば、足の蒸れなどのニオイも軽減されます。

2、開き直る

発汗には、逆転の発想が一番の”特効薬”になりますよ。

局所多汗症や自律神経による汗を抱えている人は、”汗を止めなくては”という気持ちが動いてしまい、ストレスを自分で無意識のうちに増やし、汗が余計出る原因も生み出しているんです・・・勿体ないと思いませんか?

汗を止めるではなく、汗をどんどんかいても良いという気持ちに切り替えてみましょう。

そうすると、自分の負を少しずつ受け入れ、汗が自然に落ち着いてくることが多いようです。

プレッシャーから心身が解放されるので、開き直りが実は大切なのです。

3、SNSを活用した自律神経と汗の調整方法

今や、SNSも社会の中で誰かの心の健康を救う一つの方法です。

家族、職場の人、友人、恋人など身近な人にさえ打ち明けられない汗の悩みを一人で抱え込むことが、ストレスとなり、発汗を促す事になります。

これは余程の場合ですが、人によっては、社会との断絶さえ考えてしまうかもしれません。

私も自分の知りたい事に関してSNSを駆使して、生活の知恵や、自分と違う見解を閲覧して実行することで、悩み事解消にも役立てています。

某知恵袋など気軽に顔も素性も分からない誰かに質問してみたり、その人の対策法を仕事がオフな時に見てみると良いでしょう。

ですが、社会人はそういう心のゆとりが先ず、作りにくいものです。

そこで、私が見つけたこんなツイッターの口コミの中で、自律神経と汗が上手に調整出来る様々な方法を載せていきます。

あくまでも効果などは人それぞれではありますが、参考にしてみてくださいね。

ツイッターでの口コミによると、汗が止まらないからこそ、サウナや入浴などを駆使する、果実やトマト、ヨーグルトを摂取する、発汗を抑えられる食品を買って試すなど・・・汗と自律神経を自分の生活のリズムに合わせて調整出来る方法がありますね。

4、大豆製品を摂取

納豆、豆腐、味噌などの大豆製品を積極的に体内に取り入れることもおすすめです。

野菜や果物だけでなく、イソフラボンが含まれた大豆製品は多汗や自律神経を整えることに関して高い効果が期待できますよ。

お味噌汁などに使う油揚げや、豆乳なども体内のメカニズムを整える健康に繋がります。

5、ハーブを入浴やお茶、アロマに多様

ラベンダーやローズ、ジャスミンなどは副交感神経を優先的に整えてくれる作用が働きます。

ハーブティーにしたり、アロマ素材を買って自宅にインテリアとして置く、入浴剤として使うなど多様性があるところが良いですよね。

また、忙しい毎日のリラクゼーションアイテムとして活かせるので、心を落ち着かせ、汗の出を自然とコントロール出来るのではないでしょうか。

6、心療内科や皮膚科を利用

多少の出費が生じますが、色々な事を試しても自律神経の調整がうまくいかない時は、心療内科や心理カウンセリングを利用するのも一つの手です。

人にとことん話を聞いてもらうことで、体の汗だけでなく、”心の汗”も流せますよ。

また、心療内科へ行くことが抵抗ある方は、皮膚科に行き、汗が止まらないことが自律神経と関係しているのかどうか聞いてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ 一人で抱え込まないことが大切

一人で抱え込むことが自律神経のバランスを崩し、汗の量を多くしています。

1、脳がストレスを感じ、大脳辺緑系と視界下部に影響すると自律神経がアンバランスに。

2、自律神経と汗は交感神経と副交感神経の働きにより関係

3、入浴やサウナも時に活用

4、皮膚科や心療内科も心の解放と自律神経のバランスを整える

5、SNSで自分の汗と自律神経調整法を知る

6、汗を抑える果実や野菜、大豆製品を摂る

7、ハーブティーやジャスミンなどを多用してストレス発散

8、汗を掻いても良いと開き直る

9、呼吸をゆっくりして間接的に汗の出を調整

こういったことを意識してみてください。