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顔汗はつらいよ!顔汗を止める薬って?
化粧をしていて、じんわり出る汗・・・タオルで抑えるとファンデーションが崩れたり、黒ずんだり・・・顔汗ってもう最悪!って思っている顔汗に悩む方に朗報です。
顔汗を止められるお薬があるって知っていますか?薬というと、漢方は聞いたことがあるけど、漢方以外のお薬で顔汗と上手に付き合える方法がありますよ。
よく効果的だと言われている方法は、冷たい保冷剤や冷却物、ペットボトルで冷やすか、舞妓さんも実践している胸の上を紐で縛る方法ですが、もっと簡単かつ、確実に顔汗が止められる手段があります。
1、顔専用の制汗剤を使う
顔汗制汗剤のメリットは5つあります。
1、化粧の上からそのまま使えること
2、ナノセラミドだけでない植物由来の成分が豊富に配合されているので、スキンケア+顔汗対策ばっちり
3、皮膚やテカリを抑え、一日中、爽やかな肌をキープ
4、厚生労働省認定済みの医薬部外品
5、継続縛りのない定期はお試しも可能
特に、サラフェプラスっていうこの制汗剤は、定期購入を強制せず、いつでも解約や継続可能なのでおすすめします。
2、顔汗用の薬?!抗コリン薬って何?
人は、交感神経中の発汗指令物質、「アセチルコリン」が汗腺に届くことによって、汗をかきます。
抗コリンはが機能することで、アセチルコリンの動きを封じてしまう薬で、汗の出どころである汗腺に、発汗指令が届きませんので、薬が効いている間は全くといっていい程の汗をかかなくなります。
ただし、かなり重い副作用があり、場合によっては、便秘、胃腸障害、のどの渇きなどが起こる可能性も気を付けて下さいね。
使用するには、「ここ一番!」って状況の時に使うといいですよ。
いつでも汗を止められる安心感に縛られ、必要以上に多汗症を助長させる原因にもなりますので、使用する際は、用法や容量、医師、薬剤師に相談してみましょう。
顔面多汗症の保険適用治療薬「プロバンサイン」
まず、多汗症の治療薬としておすすめな「プロバンサイン」です。
ポイントは、保険適用が効いているメリットもあるのですが、人が汗をかく時はアセチルコリンという神経伝達物質を使用してのですが、抗コリン剤と呼ばれる、プロバンサインはこのアセチルコリンの働きを抑制し、汗をかく命令を止めてることができます。
つまり、辛さからいくら汗をかく指令が出たとしても、その指令が薬の効果によって、止められ、汗の汗腺まで届かないために、汗をかかなくなるというわけです。
プロバンサインは飲み薬なので、服用後、約60分程効果が保つところも有難いですよ。
プロバンサインは病院で処方してもらう薬ですが、顔汗の場合、このお薬が処方されるか、または多汗による他の病気、バセドウ病などの病気なのか医師が見極めるため、このお薬を使わない違う治療法を行う事もありますので、必ずしも処方されない事を意識してくださいね。
神経伝達物質であるアセチルコリンを抑制するという効果のため、顔面多汗だけにとどまらず、前進の多汗症、脇などの特定部分の多汗にも効果的だといわれています。
細かな情報に惑わされない性質の面も安心して使えるでしょう。
服用時の注意点はある?
大量の汗の緊急、回避時に使用するべき薬なので、服用のタイミングが大切なんです。
汗を止めてしまうという効果のために、これからやって来る夏などは、体温調節がうまくいかず、熱中症にかかってしまうリスクが高まります。
間接的な副作用となりますので、服用後、1時間後に効果があらわれたら、約4~5時間程、継続するといわれていますが、安易な自己判断はせず、医師の指示に従い、服用しましょう。
プロバンサインは通販で購入可能か?
日本では病院のみで処方されます。
ですので、購入はなかなか厳しいと思われますし、海外製は通販で購入できますが、本当にプロバンサインなのか、成分は体の健康上、問題ないのかは自己責任で確かめましょう。
個人輸入で購入は出来ますが、病院で医師の診断に基づいて処方されたほうが安全面に考慮されているので、自己判断で買うのではなく、病院での処方をおすすめします。
市販で買える汗を止める薬
汗を止める薬.com/
1、汗と臭い対策も出来るサプリメント
某商品ですが、汗と臭いの対策が一緒に出来る多汗に効くサプリメントがあります。
汗や臭いが気になる時に飲むと、内面から汗が出ないようにサポートしてくれるそうですよ。
国内の工場で製造されていて、合成着色料や合成保存料、防腐剤、合成香料など不要な添加物が一切入っていないところも魅力ですよ。
1日3粒のどのタイミングでも使用していいとのことなので、お試ししてみてはいかがでしょうか。
2、プロスパス
プロバンサインと同様の成分が入ったプロパスは、価格が安く、お薬でお馴染みのジェネリック医薬品です。
使用者の意見では、プロバンサインよりは効果は劣るところがあるといわれていますが、その分、副作用のリスクが軽いそうです。
3、デパス
緊張状態に陥ると汗が止まらなくなってしまう人におすすめで、このお薬は心のリラックス効果があり、あがり症などで汗が沢山出てしまう方にもおすすめします。
4、パシキル
人の体はストレスを感じるとセロトニンが減少します。
セロトニンの減少により、精神不安定になったり、緊張状態に陥ると汗の放出が多くなってしまったり・・・そこで、このパシキルというお薬は、それを抑える為に、セロトニンを増やし、メンタルの安定によって発汗を抑えられる一石二鳥な効果が期待されます。
5、漢方薬を使う
漢方薬は顔汗だけでなく、その他の様々な持病に効果的だといわれているので、薬剤師さんに相談して漢方で顔汗対策をするという方法もあります。
名称の複雑さもありますが、自分の体質に適した漢方を探してみるのもいいかもしれません。
柴胡加竜骨牡蛎湯や、柴胡桂枝姜湯など、漢方薬もおすすめです。
6、グランダキシン
自律神経が乱れると、汗にも影響してコントロールが効かなくなることがあります。
そんな自律神経の乱れをスムーズに整えてくれる、グランダキシンは、元栓を閉めて汗を抑えてくれる役割があり、精神安定剤の代わりにもなるので、医師にきちんと処方してもらうことをおすすめします。
7、テノール液
塗るだけで汗を抑制できるロールオンタイプの塗り薬です。
低刺激なので、敏感肌の人にも優しいところや、速乾性もメリットです。
まとめ 心と体にやさしい薬を選ぶ
顔汗の薬は、薬の種類によって、配合されている成分や副作用のリスクも考えながら、自分の体質、持病がある方はそれに気を付けて薬を選ぶことをおすすめします。
顔汗は精神的な緊張感や経験からの不安感と密接に関係しており、汗が出る頻度は人それぞれです。
顔の汗が日常的に止まらないんだけど・・・深刻な病気なの?と不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。
私の友人の多くも家族や私と会話するだけで、季節無関係に汗が顔からたくさん出ます。
でも、彼女達だって普通に仕事をし、人と触れ合えています。
顔汗のせいで、人と一緒にいるのが辛いし、自分って身近な人のなかにいて、汗クサいのかなって気持ちが下向く必要もありません。
現在の医療技術の進歩により、顔汗の状態に合わせた様々な薬が開発されています。
顔汗は恥ずかしいことじゃありません、顔汗に縛られないそのままのあなたを生きること、自分の顔汗の状態と心を、昨日よりも気持ちをほぐしてくれる特効薬を探すことが大切です。