足の指がなんかムズムズする・・・汗疱かな?

手の平や足底に小水疱が咳、放置し続けると乾燥肌になり、厄介な事になり兼ねません。

手だけでなく、足に出来ることや、痒みを伴うので、水虫と間違えられやすいところが要注意ですね。

更に何もせずにしていると、水膨れのような小さな粒状の膨らみが手や足にできるそうです。

汗疱ってあまり聞き慣れませんが、どんな病気なのでしょうか?そこで、本日は汗疱に対する基礎的な知識とともに足のかゆみと汗疱の関係について紹介していきます。

汗疱ってなんだろう?

汗疱とは、汗の出口のところで起こる炎症によって生じる病気です。

その為、汗の出口が多いとされている手の平、手指、足の裏や足指に発生します。

透明で比較的にあまり目立たないくらい小さなぷつぷつした盛り上がりができ、徐々に進行していくと、水疱となり、痒みを伴います。

赤くなる人もいますが、日焼けあとのように薄皮が剥けていきます。

症状によっては一部だけに集中することや、手と足の同時に起こる人もいます。

特に、春や夏にかけて症状が出やすいと言われていて、季節の変わり目に、足や手の平に汗を掻きやすい人がなりやすいそうです。

幼いお子さんや小中学生、高校生でも活発に活動するので、汗を多くかき、症状も出やすいのが厄介ですよね。

痒みや強い赤みがある場合は、汗疱性湿疹、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)と呼ぶこともあるので、そちらとの見分けが大切です。

また、よく誤解されがちなのは汗疱が人への感染があるかないかということですが・・・ありません。

汗疱自体は治らない病気とされていますが、原因だと思われるあることを改善すれば症状が治まるともいわれてるのです。

”あることを改善”って何?汗疱の人がNGな行動

  1. 手汗をかかない、汗の抑制
  2. 界面活性剤入りのシャンプーや石鹸はせず、オーガニック素材が配合されたものを!
  3. 食器洗いは温水を使わない、素手で洗わない
  4. 一度に大量の飲酒を控える(例としてビールは3杯まで)
  5. 汗は抑えるけど乾燥させすぎも良くない

まず、手汗を掻かない理由についてですが、古来から汗疱は、「手に汗を掻きやすい」とのことで、汗疱と言う病名自体がその特徴から由来しているからなのです。

汗疱の原因である手汗を止める・・・これを意外と気に止めない人が多く、自分の汗が最もな原因となっているのです。

しかしながら、手汗は生まれつきの汗腺の数などといった遺伝子が関係していることもあり、自分ではどうしようもできないことです。

ですから、汗疱を抱えている方は、手を拭く、洗うなどしてこまめに清潔にすることをおすすめします。

次に、界面活性剤入りのシャンプーや石鹸を使わないとのことですが、これにはちゃんとした理由があるんです。

そもそも、界面活性剤とは油分と水分を混ぜる薬品のことです。

市販のシャンプーには界面活性剤が配合されていることが多く、その界面活性剤が漢方の原因となっている症例が多く報告されていることも事実です。

界面活性剤入りのシャンプーは直ぐにその悪影響が出ますので購入や使用を控え、ノンシリコンシャンプーを使うといいですよ。

また、界面活性剤が入っていないかどうか成分をよく見て使うことも手軽な方法です。

同じ理由で食器洗いも素手でやると、お湯で手の油分が流れることによって、界面活性剤入りの洗剤で更に肌が乾燥状態を招くからです。

食器洗いをするときは綿製の手袋をした上からゴム手袋をしましょう。

汗疱になる人達は敏感肌の人が多く、使うシャンプーは石油系の化学物質が使われていない商品を選ぶこともポイントですよ。

食器洗いをする時に、今の暑さに耐えられない時期ならともかく、寒い時期になると、温水をどうしても使ってしまいますよね。

次に、飲酒をするときは一度に大量のお酒を煽らないようにしてくださいね。

また、ビオチン治療をおこなっている方は尚更、気を付けたほうがいいかもしれません。

体内のビオチンの量が減っている場合には、ビオチンを摂取してもアルコールが分解されて消費されてしまうことがあります。

血行が良くなり、汗腺が掻きやすくなるともいわれていて、とある汗疱の当事者が、生ジョッキ3杯以上のビールを仕事帰りに飲んだそうですが、手がジンジン翌朝には汗疱が指先に大量発生していたそうですよ。

汗疱の人の足の痒み・手のかゆみはどうしたら予防できるの?

汗疱にはどんなクリームや抑える薬を使えば症状を落ち着かせられるでしょうか・・・。

ステロイド軟膏について

アンデベート

http://tease-byebye.com/

汗疱には、ステロイド軟膏というのを聞いたことはありませんか?

皮膚科が治療に使っている漢方の治療の一つである、ステロイド軟膏についてですが、アトピー性皮膚炎の治療のように、炎症を一時的に抑えるチューブ状のお薬です。

クリームタイプなので軟膏ほどべたつき感が軽減されており、薬が皮膚へ浸透しやすいのが特徴です。

更に強い効果が期待されるステロイド外用薬は、マイザー軟膏やネリゾナ軟膏が即効性があるといわれています。

このように瞬間的な効果としては、ステロイドは強い効き目があるようです。

ただし、副作用がかなり強いと言われていて、糖尿病を抱えている人は特に少しでも体調に変化が起きた場合は、病院で医師に相談して下さい。

放置すると、糖尿病の症状が悪化する恐れがあるからです。

また血糖値上昇の可能性も出てくるので、使用する場合は汗疱の医師だけでなく、糖尿病のかかりつけ医にも相談することをおすすめします。

また、デルモーべートという薬もあり、此方も医師の処方によって出されるものですが、よほど症状が大きい人に使われます。

 

 

http://www.ahcswiss.com/

市販で買える手足に併用出来る薬はある?

コーフル

http://汗疱.seesaa.net/

このお薬は市販で買える汗疱に特化した薬だそうです。

非ステロイドの軟膏なので、赤ちゃんから大人まで使える利便性もあります。

尿素軟膏 パスタロン

www.halph.gr.jp/goods/gds735.html

 

保湿の為に使うことがあります。

老人性乾皮症、アトピー性皮膚炎、主婦湿疹など皮膚病に効くと言われている薬です。

1日に2~3回、患部を清潔にしてからつけ、よくすり込むと、水分保持作用による肌の乾燥を防ぎ、角質を柔らかくしてくれる役割が汗疱に効くそうです。

まとめ 完治は無理だけど優しくケアして季節や時期により症状改善

汗疱は市販薬や医師からの処方薬で完治とまではいきませんが、穏やかに時間をかけて改善が見込まれますよ。

また、汗疱は季節や時期によって症状の状態が、春と夏に特化し、秋や冬は比較的に緩やかになるそうです。

人によって皮膚の状態は様々ですが、汗疱は治らないからと諦めず、適切な治療や薬を見つけることがお肌の改善への一歩です。

薬やシャンプー、食器洗いをする時に使う洗剤によっては、汗疱によるかゆみや、持病の症状を引き起こす原因にも繋がる日常生活で些細なことでも注意を払う必要があるとわかりました。

しかし、汗疱だからとあれこれ気にしすぎるとかえってそのストレスでかゆみや赤みなどが出てしまうことも否めません。

手のかゆみや皮が剥がれたりなどするので、ちょっと見た目にへこむこともあるとは思いますが、マイペースにお肌を優しくケアし、心も穏やかな日常を過ごせるように頑張りましょう。