顔汗がひどいとメイクが崩れて困ると悩んでいる女性の声をたくさん聞きます。
女性は更年期になると、ホットフラッシュでカーっと熱くなって大量の汗が突然に出ることがあります。
顔汗はメイクが崩れるので女性にとって悩みの1つとなりますね。
顔汗がひどい悩みを改善して健やかにすごしましょう。
目次
顔汗がひどい~対策には何がある?
顔汗がひどい状態をなんとか良くするためには、外出時には制汗剤を塗っておくことや軽い運動を行い、全身の水分の巡りをよくすること、顔を冷やして素早く汗を抑制することなどの対策があります。
制汗剤サラフェスプラス
汗は体温調節をするために大切な働きです。
暑い夏や熱があるときはあせを出すことで体温を下げる働きをします。
しかし、顔汗がひどい症状はメイクが崩れ、仕事にも差し障りがあるので困りますね。
そんな時には、ダラダラ出る顔汗をすぐに止める効果的な制汗剤が薬用サラフェスプラスです。
背中、わき、顔など全身に使える制汗剤なので1本バッグに入れておくと便利です。
従来の制汗剤は汗腺に膜を張ることで汗を止めましたが、サラフェスプラスに配合されているフェノールスルホン酸亜鉛が、毛穴から出てくる汗に吸着して流れないようにするので、肌が敏感な人にも利用できます。
顔汗はべたつきますが、汗が流れないので顔がべたつくことなくさらさらし、汗が原因の嫌なにおいもなくなります。
ナノセラミドの保湿成分やビタミンC誘導体(VCIP)の美白成分や抗酸化作用成分が含まれているので、エイジングケアにもなります。
他にも製肌成分がたっぷり配合で、女性にとっては汗対策だけでなく美容対策にもなりうれしいアイテムです。
無着色、無香料、アルコールフリー、紫外線吸収剤フリーなど、無添加処方なので安心して使用できます。
朝のメイク前に塗るだけでなく、昼のメイク直しのときにはメイクの上から塗ることができるので、面倒な手間がいらずおすすめの商品です。
軽い運動
熱い夏には、クーラーをかける習慣や運動不足が冷えのぼせの原因となります。
つまり、体を動かさないと汗腺の機能が低下して汗が出にくくなります。
その反面、顔は筋肉が動きやすいので顔だけから汗が凄い状態になります。
その状態をやわらげるには、運動をして全身のエクリン腺を活発にすることが大事です。
軽いウオーキングやジョギング、水泳などの運動をして汗腺の機能を高めることで、全身のエクリン腺から汗が出るようになり、顔汗がひどい状態は解消されます。
食事を見直す
更年期症状の顔汗がひどい状態を改善するには、女性ホルモンと構造が似ている大豆イソフラボンを体内に取り入れることで、女性ホルモンと似た働きをするのでホルモンバランスを保ち、汗を出すことと関係のある自律神経のも誰を整えます。
豆乳イソフラボンが体内でエクオールという物質になったときに効果があるので、みそ汁、納豆、豆乳、豆腐などを食事に取り入れましょう。
リラックス効果の高イカモミールやラベンダーなどのハーブティ―はリラックス効果があり、ストレス解消にもなります。
顔汗がひどくなる食事として、肉食や脂肪分の多い食事があります。
肉や脂肪分の多い物を食べると、エネルギーが多く出るため、汗をかきやすくなります。
香辛料や酸味が強い物は刺激があるので、交感神経を活発にして汗を出しやすくします。
寝る1時間前の入浴
冷えのぼせの場合は、血行を良くすることによってリラックスして眠りに入れます。
38~40℃くらいのぬるめのお湯に入り、身体の芯から温めると全身の血行と自律神経の働きが調整され、顔汗がひどい症状が改善されます。
入浴後、1時間ほどして体が冷えてくるころには、副交感神経が優位になり、眠たくなってぐっすりと眠ることができます。
顔や脇を冷やして首の後ろを温める
更年期や冷えのぼせの人は、下半身が冷えているのに顔だけがあついことがあります。
冷やすところは顔やわきで、その部分を冷たいペットボトルで冷やすと、一時的に顔が冷えて顔汗を抑制します。
また、夜寝る前には、熱くなった血液を身体中にいきわたるようにするために、首の後ろを温めて血液の循環を良くすることで体全体が温められ、副交感神経が優位になり緊張がやわらぎます。
夜1時間前に入浴しても体全体が温められるので同じ効果があります。
冷え性の人が、首を冷やすことはかえって末端を冷やすことになります。
病気が原因の多汗症は病院で受診しよう
顔汗がひどい原因として病気の場合が考えられます。
甲状腺機能亢進症や糖尿病、原発性多汗症などが原因の場合は、医療機関を受診しての治療が必要です。
精神的に緊張したときも顔汗がひどいのですが、周りが汗を出していないのに余りに汗が出すぎるのは病気のサインかもしれません。
顔汗がひどい原因~女性に多い症状
女性が顔汗がひどい 原因として多いのは、更年期や冷えのぼせです。
50代前後でなくてもプレ更年期の人もホットフラッシュがあります。
女性に多い更年期の症状や冷えのぼせの症状を知っておきましょう。
更年期や冷えのぼせが原因のために顔汗がひどい
更年期
50代前後の更年期には卵巣機能が低下し、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンの量がかなり減ります。
すると、脳の視床下部が指令を出して女性ホルモンを出そうとしますが、出ないので脳が混乱します。
脳の視床下部には発汗を調節する自律神経も働いているので、自律神経も乱れてきます。
そのため、人によって、ホットフラッシュが起こり突然カーっと熱くなって汗がひどい状態によってなります。
制汗剤や適度な運動と食事で顔汗を減らしましょう。
プレ更年期
30代の若い人でも更年期と同じ様にホットフラッシュやのぼせ、頭痛、イライラなどの症状に悩まされることがあります。
プレ更年期の場合はストレスが原因でホルモンのバランスが崩れたときにおこります。
子育てと仕事の両方が忙しく、ストレスがかなりかかることがあります。
すると、自律神経が乱れてきて、急に熱くほてって顔汗がひどい状態になるのです。
ストレスは自律神経の乱れに大敵です。仕事が忙しいうえに顔汗がダラダラ出ると、さらにストレスがかかります。
顔汗対策で顔汗を減らして、ストレス対策が大事です。
冷えのぼせ
冷え性の人の女性の1/3は冷えのぼせだと言われています。
それは、プレ更年期と同じ様に「上半身は熱いのに手足の末端は冷たい」「上半身が急に熱くなり大量に顔から汗が出る」等の症状を訴えます。
現代の20代の人は暑い時はエアコンがきいた生活を小さいころからしてきました。
下半身を冷やしやすいミニスカやスカパン、ホットパンツなどのファッションや運動不足のために、更年期の50代の人に多い冷えのぼせが20代に増えています。
オシャレをしたい時期に冷えのぼせがあって、顔汗がひどいとメイク崩れが気になりますね。
顔汗がひどい原因~緊張やストレス要因
緊張したときは、良くすること冷や汗をかくと言いますが、男性でも額に汗がびっしょりになることがありますね。
これは、緊張すると自律神経の働きが乱れるので額やわき、手足から汗が出てきます。
この場合は、エクリン腺とアポクリン腺から出る汗なので、臭いが強く、たんぱく質やミネラルを含んだ脂質が出るのでべたべたしています。
最後に
女性が顔汗がひどい原因には、おもに更年期やプレ更年期、冷えのぼせが多いですが、緊張やストレスからも顔汗がダラダラ出ることがあります。
顔汗がひどい症状を緩和するには、外出時は制汗剤をつけてダラダラ汗が出るときは、顔や脇を冷やすと効果的です。
また、毎日、適度な運動をすること、食事に大豆イソフラボンを取り入れ、脂質の多い食事や香辛料を避けること、ぬるめの温度で入浴をするように心がけましょう。
また、汗が異常に出るのは病気のサインかもしれないので、医療機関の受診することも考慮に入れておきましょう。