スポーツをしたあとなど汗で顔のメイクが落ちて、顔がドロドロになることがありますね。汗かきさんにピッタリのメイク直しのやり方や顔の汗を抑える方法を紹介します。
人によって異なる汗の状態
顔から出る汗は、ダラダラ全体から流れる汗や小鼻にじんわりとかく汗、Tゾーンから出る汗など人によって汗の出方が違います。
だらだらと流れる汗
多汗症の人は、顔から汗が多量にでることがあります。暑い日やスポーツをしたときだけでなく、仕事中や料理を作っているとき、電車に乗ったときなど、顔から汗がだらだらと流れ出て、朝きれいにメイクをしてもすぐにとれてしまいます。
ついつい汗をメイクを上塗りをすると、そのうちにメイクが厚くなり、ますますメイク崩れが目立つようになります。
小鼻にじんわり汗をかく
小鼻は皮脂がでやすく毛穴がつまりやすい部位です。精神的に緊張する場面になると、じわっと小鼻から汗が出ててかっていることがあります。イチゴ鼻になるのも皮脂が詰まった状態だからです。すると、小鼻を拭いたときに脂っぽい臭いにおいが発生します。
小鼻に汗がたまると、メイクが浮き上がり、小鼻だけが浮き上がりメイクが崩れます。特に、鼻は高い部分なので、メイクが崩れると目立ちます。
Tゾーンが汗でテカる
緊張すると、額から汗が出やすいですが、額、鼻から汗がでると、下へ流れます。目元のアイシャドウが崩れて、ファンデーションも流れます。ひどくなると、アイシャドウが他の部分にまでついてしまいます。この状態だと、汗をすぐに抑えてメイクをし直す必要がでてきます。
顔汗で崩れにくくするメイク直しの基本
そんな汗によるメイク崩れには、顔の汗を抑える対策も大事です。そのうえでメイク直しをしないと、汗がでて、直しても直してもすぐに崩れてきます。
1.じんわり汗ならテイッシュで顔全体を抑える
汗をかいている場所に、テイッシュをあてて汗をとります。顔全体にかいているなら、顔全体にテイッシュをかぶせるようにして汗を抑えてとります。汗を取るときは、拭くとメイクが取れるので押さえて取り除くようにしましょう。
2.メイク崩れを乳液でオフ
乳液をスポンジにしみこませて、化粧崩れでよれた部分や気になる部分のメイクをオフします。汚れをとったら、もう一度、コットンで乳液を薄くつけて保湿し、しばらくなじませます。乳液をつけた部分をテイッシュで軽く押さえます。
3.仕上げにファンデーションを重ねる
汗に強いファンデーションは、クッションファンデーション、リキッドファンデーションです。リキッドファンデーションは、適度な油分が入っているので肌に密着します。油分が汗をはじき、薄くつけることでメイク崩れしにくいファンデーションです。リキッドファンデーションの場合は仕上げにフェイスファンデションをのせて均一にします。
クッションファンデーションは、汗が多い人のメイク直しにおすすめのファンデーションです。乳液を塗った後に、パフでポンポンと押さえるようにつけます。クッションファンデーションは、パウダーをつける必要がないので時間がない人のメイク直しにはおすすめです。
ファンデ―ションは薄く塗る方が汗でメイクがドロドロになることを避けられます。パフ1回分でお直しするくらいの量で充分です。
アイメイク直しの方法
アイメイクは、メイク崩れしやすい部位です。細かいアイメイクは綿棒でよれた部分を落とすときれいにおとせます。
- 綿棒に乳液をつけて、アイメイクのよれた部分をふき取る
- 再度、乳液をつけてテイッシュで押さえて乳液をなじませる
- コンシーラーやファンデーションでアイメイクが落ちた部分を調整する
- アイシャドウがにじんでいる場合は、重ね塗りはNG。まぶたのアイシャドウをきれいに乳液でオフしてからアイシャドウやマスカラなどをやりなおす
アイブロウのメイク直しの方法
Tゾーンや顔全体から汗がよく出る人は、知らないうちに眉毛がないなんてことになりかねません。汗がでたら、すぐにテイッシュや汗シートで押さえて汗をとることで、メイク崩れを最小限に防げます。
- テイッシュや汗シートなどで眉の汗をとる
- 乳液をつけた綿棒で、眉の周りの皮脂をとる
- クッションファンデ―ションで整える
- 眉毛を描きなおす
リップのメイク直しの方法
食事をすると口紅は取れてしまいます。口紅は再度塗り直します。
- リップクリームでリップを整える
- 口紅を中央につけて指で全体にぼかす
- 立体感を出したい場合はリップグロスを塗る
顔汗を抑制する対策を紹介
どろどろになったメイクを頻繁に直すことは、手間がいります。ドロドロ汗を前もって顔の汗を抑えることでメイク崩れを抑えることができます。
制汗クリーム「サラフェスプラス」で汗を抑制する
引用元:https://blogs.yahoo.co.jp/
顔は敏感なところなので、顔に使える制汗クリームは少ないです。サラフェプラスは、敏感肌の悩みを解決し、顔や敏感肌の人でも使える制汗剤としてテレビにもとりあげられています。サラフェプラスに含まれているは収れん作用で汗孔を引き締め、汗を出にくくする原理です。
成分はフェニールスルホン酸亜鉛で、収れん効果があることが実証されています。肌に刺激のあるパラペン、着色料、鉱物油、石油系界面活性剤などが配合されていないので肌トラブルが少ない制汗クリームです。
おまけに医薬部外品なので、制汗剤として効果が認められ承認されているクリームなので、信用できます。汗を抑制して、メイク崩れを減らしましょう。
乳液でオフしたあとに制汗クリームで化粧直し
朝の洗顔後に塗っておくと、1日中、汗が抑制されメイク崩れがあまりおこりません。汗がよく出る人は、化粧直しのときも制汗クリームをメイクの上から塗ることで、夕方まで汗を抑えることができます。サラフェプラスは通販限定で購入できます。
半側発汗の汗ツボを押す
引用元:https://matome.naver.jp/
顔汗を抑える2つのツボ
屋翳と大包は、半側発汗の原理でツボを押すことで、顔汗をとめて胸より下の部分の部分から汗がでてきます。着物を着るときは帯をぎゅっとしめたり、胸の高い位置を締めることで2つのツボを押さえるので顔汗を抑えることができます。
屋翳(おくえい)
屋翳は乳房から3~5cmほど上のツボです。両手を交差して乳房の上に置くと、親指があたる部分が屋翳です。ツボを押す皮膚圧反射で他の部分から汗がでるようになります。左右両方のツボを2~3分押します。
大包(たいほう)
両脇の中央あたりの下にあるツボで、汗を止めるツボとして効果があります。脇から上の部分のワキガや顔汗、頭汗を抑えます。両手を交差して乳房の上に置くと中指が当たる部分が大包です。
緊張からくる汗に効果がある自律神経を静めるツボ
労宮(ろうきゅう)
引用元:https://matome.naver.jp/
緊張や疲れているときに精神状態を落ち着かせるツボです。手の平の真ん中にあるツボで、反対の親指でぎゅっと押します。
合谷(ごうこく)
引用元:https://kenka2.com/
親指と人差指の骨が一緒になる部分です。精神を落ち着かせるだけでなく万能のツボです。反対側の親指でぎゅっと押します。
後谿(こけい)
引用元:http://moreseikotsuin.com/
手を握ると、小指の付け根のあたりにぷくっと膨れる部分があります。そこを親指の腹でぎゅっと押します。
最後に
汗で顔がドロドロになってメイク崩れで恥ずかしい思いをしたことがあるかもしれません。暑い時期の顔の汗や多汗のためにメイク崩れする人は、汗を抑制する制汗クリームを使うことによって、メイク崩れを減らすことができます。メイク直しの基本を覚えてメイク直しのコツをつかみましょう。汗がでそうなときは、屋翳や大包のツボを押さえることも汗を引かせるコツです。